海外でLGBTについて聞いてみた
こんばんは~(^^)!
今回は海外のLGBTの反応について書きます!
僕が留学に興味を持った理由の一つで、海外の人にはどれだけLGBTが浸透しているのか、どんな意見があるのか疑問に思ったからです。
これはあくまでも僕の意見、僕の解釈なので
何が正解とか何が正しいとかではありません。
この世の中には普通の人なんていませんし、みんなそれぞれ違います!
正義の反対は悪ではなく、また違った正義なのだと僕は思います。
ずっと言ってみたかったフレーズ(笑)
2年前オーストラリアに来る前は自分がトランスジェンダーであることをカミングアウトする際、カミングアウトすることで僕に気を遣わせてしまうんじゃないかと自意識過剰に考えてしまうことがありました。
しかし、ほんとに自意識過剰でした!
僕がカミングアウトしても「へー、そうなんや。全然わからんかったわ〜!」って言われるだけでそれ以上は質問してきません。
最初に語学学校で仲良くなった日本人の男の子はお前が元女子ってこと忘れてた(笑)って冗談でいってくれるような子でした。
オーストラリアで初めて会ったにも関わらず、距離の近い関係になれました。
出会いってホントに素晴らしい!
僕はカミングアウトする前にLGBTについてどう思うか聞くようにしています。
カミングアウトした後だと僕を傷つけないようにして本音が聞けないかもしれませんからね!
- フランス人 当時25歳
彼はフランス人ですが、フランス語はもちろん英語もペラペラです。
両親が幼いころ離婚しており2番目のお父さんがオーストラリア人だったことから幼いころから英語を話していたと教えてくれました。
フランスにはまだまだ偏見はあるけど彼自身は「何とも思わないよ」
「だって同じ人間じゃん。僕にはゲイの友達もFTMの友達もいるよ!FTMの子はめちゃかわいい彼女おるんやでっ」
って話してくれました。
- フランス人 当時19歳
右奥の子ね。
何気ない授業中の会話できいてみました。
「what do you think about LGBT?」と。
彼女も「フランスにはLGBTに対しての偏見はまだあるけど、私は馬鹿げてると思う。」「ゲイやレズビアンのカップルが手をつないで歩いていると変な目で見る人がいるんだよね。」「私がもしセクシャルマイノリティなら、周りの目なんてどうでもいいわ。I don't care」と話してました。
自分の芯がしっかりしてる子でしたね。respect!
- イギリス人 31歳
「イギリスは同性婚が法律で認められてるよ」「中には偏見ある人もいるけど、私は、そんな人たちを理解できないな。彼ら(セクシャルマイノリティの人たち)は何も悪いことはしてないわ」と言っていました。
キリスト教の信者の方の中には、ゲイの男の子が亡くなった際、彼はキリスト教信者じゃなかったから死んだとかいてある看板を持ってその子の葬式が終わるまでずっと建物の前にいて周りの人々にアピールしていたというエピソードを教えてくれました。
僕は宗教のことは詳しくないのですが、イギリス人の女の子によるとキリスト教の聖書の中に同性愛の禁止という項目があるみたいです。
しかしながら下に書いてある最も重要な10項目には同性愛の禁止は書いておらず、強くアピールされていません。だから
「そこだけピックアップするのは違うと思うな。」と言っていました。
最も守らなければならない10項目
1. わたしのほかに神があってはならない。
2. あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
3. 主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
4. あなたの父母を敬え。
5. 殺してはならない。
6. 姦淫してはならない。
7. 盗んではならない。
8. 隣人に関して偽証してはならない。
9. 隣人の妻を欲してはならない。
10. 隣人の財産を欲してはならない。
とてもシンプルなものですよね。
僕の意見としては人それぞれの考え方、価値観があるから相手に自分の意見を無理やり押し付けることはしてはならないと思います。
お互いの意見をきいてこんな考え方もあるんだなあと認め合うことはできると思います。たとえ自分の意見と違ったとしてもそれを否定しないことそれが大切なんだとおもいます。
世間では多数派の意見が正しいとされやすいですが、もしもそれが当たり前でない世界だったらと想像してみると今までの常識や価値観はガラッと変わってくるのではないでしょうか。
もしも同性愛が当たり前(異性愛者より同性愛者の数が多い)の世界だったら逆に異性愛者は偏見の目で見られるのかもしれませんよね。
ルームメイトはリンゴが好きだけど僕は嫌いだ。
リンゴが嫌いな僕は変だってなりますか??
好きな食べ物やファッションなどは人それぞれ認め合えるのにセクシャルな部分は認め合えないってなんか矛盾してますよね。
なぜ認めることができないのか理解できないのかそれは知らないから。だと思います。
知らない事って怖いですよね。経験したことは怖くないけど初めてやることには不安がある。
それは周りの友達にLGBTの人がいない、身近ではなかったり、関わったことがないからということが関係しているのではないでしょうか。
語学学校時代の韓国人の友達は「僕はゲイの気持ちが理解できない。なぜなら僕はゲイじゃないから」と言っていました。
またほかの韓国人の友達は韓国にはゲイはいないって言ってました。
そんな訳ないですが、会ったことがないからLGBTの存在に気づけないんだろうと思います。
また韓国ではまだまだカミングアウトしにくい社会なのかなと思いました。
国によって教育の仕方、報道の制限などもあります。だからこそ自国から出て外国の人たちと会話して自分の中での当たり前をぶち壊し、価値観を広げるべきなんだと思います。
僕自身もたくさんの人たちと出会い価値観は広がりましたし、生きてく上での考え方も変わりました。
できないことなんてない!挑戦する勇気をもらうことも多いです。
いかがでしたか?日本にいても外国人と出会うことは可能です。
そこで、意見交換してみたら何か変わるかもしれませんよ!
では!Take care!!😊
補足ですがヨーロッパ出身の方にLGBTって知ってる?
と聞いた際100パーセントの人がもちろん!
と答えてくれましたがアジア出身の方に聞いた際はなにそれ?という反応が40パーセントくらいでした!
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